無敗の男 中村喜四郎 全告白
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発行年月 : 2019年12月
出版社 : 文藝春秋
本文の結びでも書かれていたように、とにかく選挙の為に自分の選挙区と向き合うかどうかが殆どで、この人の国家観や理想の社会像みたいなものはわからず、かと言って権力の把握に意識が向かっているという訳でもなく、結局のところこの人をこうまで動かしてるものの実態って何なんだ…という残るのだけど、いくら時の権力の不正を訴えようが理想を語ろうがそれだけではなかなか選挙には勝てないことが明らかだし、仮にそれで政権が動くようなことがあってもとても脆いものである以上、こういう選挙運動の在り方というか、選挙運動を通した有権者との信頼みたいな地盤の作り方は野党の政治家、特に立憲の議員や候補者が本気で取り組んで欲しいことだと思う。まじで。